化粧品OEMにおけるネーミングの役割とは?理想の商品名を付けるコツを紹介!
オリジナル化粧品を販売するときに、非常に重要なポイントとなるのが「ネーミング」
商品の魅力を伝えるだけでなく、その効果や化粧品開発に込めた思いも伝えたいところです。
化粧品OEMで、もっとも頭を悩ませるのがネーミングといっても過言ではありませんよね。
ネーミングひとつで、大きな注目を集め、予想以上の反響を得ることも十分に考えられます。
商品の「看板」ともなり得る「ネーミング」によって、化粧品の売れ行きに大きな影響を及ぼすのは間違いありません。
そこで本記事では、化粧品OEMで重要な役割を果たすネーミングの役割やネーミングをつけるときのコツについて解説していきます。
オリジナル化粧品を開発したいとお考えの方の参考になると幸いです。
化粧品におけるネーミングの役割とは?
オリジナル化粧品を作る上で、ネーミングが果たす役割にはどのようなことがあるのでしょうか?
これは、化粧品に限ったことではありませんが、数多くの商品の中から自身が販売する化粧品を選んでもらうためには「消費者の購買意欲を掻き立てる」必要があります。
そこで重要になるのが「ネーミング」です。
特に初めて購入する商品においては、ネーミングが持つ役割が大きくなります。オリジナル化粧品のコンセプトを上手に伝えるのと同時に、印象に残るネーミングを付けるようにしましょう。
化粧品のネーミングを決める際のコツは?
化粧品のネーミングを決めるときには、下記の3つの方法をヒントにすると良いでしょう。
- 説明を取り入れたネーミング
- ブランド名を使う
- 統一感のあるネーミング
説明を取り入れたネーミングとは、例えばdejavu(デジャヴュ)から販売されている「塗るまつげ」や、UZU BY FLOWFUSHI(ウズ バイ フローフシ)の「モテマスカラ」などが挙げられます。
また、化粧品ではありませんが、小林製薬株式会社の「熱さまシート」も瞬時に商品の方向性が理解できて印象的。
パッと一目見て、どのような商品かがわかるだけでなく、非常にインパクトがあり記憶に残るのも特徴です。
ブランド名を使用した化粧品といえば「SK-Ⅱ(エスケーツー)」があります。消費者から高い支持を受けており、ロングセラーとなっています。
ただし、化粧品OEMで、自社の「ブランド名」が決まっていなければ使用することができませんので注意しましょう。
3つ目の化粧品に統一感を持たせたい場合のネーミングの例は、DHCの「Q10クレンジング」「Q10ローション」「Q10ハンドクリーム」のように、成分をアピールしながら商品を展開していく方法です。
この方法は、一つヒット商品が出ると、その他の化粧品も注目されるのがメリットと言えます。
化粧品のネーミングを決定する際の注意点
化粧品のネーミングを決める前に、事前にチェックしなければならない注意点があります。
それは「他社の商標権を侵害していないかどうか」です。
化粧品市場には数え切れないほどの商品が販売されていますので、故意ではなくても、同じようなネーミングになることも十分に考えられます。
また、薬機法では、化粧品販売に関する表現方法が細かく定められていますので気をつけなければなりません。
薬機法で定められている表現については「薬機法」とは?化粧品OEMで注意すべきポイントを徹底解説!の記事で詳しく解説しています。併せてチェックしてみてください。
「このネーミングは大丈夫かな?」と思った時には、下記のサイトで簡単に検索することができます。(特許情報プラットフォーム)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp
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まとめ|化粧品のネーミングはオリジナリティやインパクトも意識しよう
本記事では、化粧品におけるネーミングの役割や重要性・商品名を付けるコツや注意点について詳しく解説してきました。
化粧品OEMにおいて、ネーミングの決定は非常に重要です。
統一感はもちろん、オリジナリティやインパクトも意識しながら検討すると良いでしょう。
また、他社の商標権を侵害してはいないか?薬機法に違反していないか?についても、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
消費者から愛されるネーミングを考え、化粧品OEM販売を成功させましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。